2トントラック不用品回収の料金｜実際にお得になるの？

引越しや遺品整理である程度まとまった不用品を処分したいときに便利なのが、2トントラックの積み放題サービスです。このサービスでは、トラック1台分の不用品を定額料金で回収してもらうことができ、特に多くの不用品がある家庭や事務所にとってはお得感があります。

しかし、料金の相場や決まり方については業者によって異なるため、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。

この記事では、2トントラックの積み放題料金について詳しく説明し、料金を安くするコツや注意点についても触れます。

2tトラック不用品回収の料金相場

2トントラックを利用した不用品回収の料金相場は、一般的に50,000円〜80,000円となっています。特に「積み放題プラン」として提供されるサービスでは、トラック1台分の容量を満たす範囲で料金が定額になるためこまごまとした荷物が多いほどお得に感じられます。

料金の決まり方

不用品回収の料金は、主に積む不用品の量や種類に基づいて決まるので、2トントラックの積み放題プランでも、回収する荷物の内容や状況により料金が変動します。

例えば、重量のある家具や家電が多い場合や、処分に特別な手続きが必要なペンキやガスボンベが含まれていれば、料金が高くなることがあります。

また、2トントラック積み放題プランには不用品回収に必要な最低限の内訳が含まれています。例えば、1名分のスタッフ・ガソリン代・廃品の処分料金など、本当に最低限の内容になります。

積み放題の相場料金はあくまでも最低料金に過ぎず、依頼する内容によっては相場よりも10,000円以上高くなることも十分にあり得ます。

追加料金がかかる例

積み放題プランを利用しても、予期せぬ追加料金が発生することがあります。例えば、回収する荷物の量がトラック1台に収まりきらない場合、超過分に対して追加料金が発生するケースです。

また、エレベーターのないアパートの5階から搬出するときには「階段料金」として、＋5,000円程度追加されます。その他にもエアコンの取り外し作業や物置の解体など技術と時間を要する内容が含まれるとその分費用は追加されていきます。

積み放題プランはあくまでシンプルな内容の最低料金であり、内容によって追加料金がかかることもあります。

2トントラック積み放題はお得なの？

結論として、2トントラックのほうが得になることも損になることもあります。ぼんやりとした結論になってしまった理由は「業者によって含まれる内容が変わる」からです。

単純に不用品の量だけでは料金を決められないのがトラックパックの罠ともいえます。種類や量によって各業者オリジナルの内訳となっていますので、内訳によっては単品プランのほうが安くなる可能性も十分あります。

では、どんな時に利用するといいのか。それは当日になってダンボール5箱くらい増えそうなときです。単品プランでは増えた分だけ追加料金がかかりますが、トラックプランなら載れば、定額という考え方です。

引越しで「2トントラックが必要」かつ「当日になって（少し）増えそう…」という方はトラックプランがお得になります。

2トントラックの不用品回収料金を安くするコツ

不用品回収の料金を少しでも安く抑えるためには、いくつかの方法があります。以下のポイントを参考にして、料金を安くする工夫をしましょう。

自分でゴミを捨てる

不用品回収を依頼する前に、できる限り自分でゴミを処理することを検討しましょう。リサイクルセンターや自治体が提供している無料の回収サービスを利用することで、不用品を格安で処分することができます。

洋服や食器など小さくて軽いゴミや分別が簡単なものは自分で普通ごみとして処分して、不用品回収業者に依頼するのは本当に必要なものだけにすることで、5000円以上費用を抑えることができます。

不用品の処分で一番安くて安全なのは、自治体の粗大ゴミや普通ごみで処分することです。重量級のタンスや冷蔵庫など自分では運び出せないものだけ不用品回収業者に依頼すれば、トラックサイズを小さくでき料金は安くなります。

無料の訪問見積もりを利用

引越しや遺品整理で不用品の量が2トントラック以上になりそうな時は訪問見積もりを活用して、実際にスタッフに見に来てもらいましょう。多くの不用品回収業者で見積もりは無料サービスとなっています。

電話問い合わせ段階では2トントラックパックをご希望のお客様であっても、実際にスタッフが大きさや種類をみると1トン程度で収まるケースもよくあります。積込み時に解体すれば体積が小さくなることまで訪問見積もりでは把握できるからです。

また、「タンスの中身を分別すれば、〇円引き」といった具体的な値引き提案も可能です。

相見積もりをする

料金を安く抑えるためには、複数の業者に相見積もりを依頼することが有効です。業者によって料金やサービス内容が異なるため、比較することで最もコストパフォーマンスが良い業者を選ぶことができます。

相見積もりを利用する際には、他の業者の見積もり内容を伝えることで、料金交渉がしやすくなります。さらに、明らかに安すぎる業者を見抜くことで悪徳業者を選択肢から外せるという効果もあります。

複数の業者からの見積もりを取ることで、より納得のいく料金でサービスを利用することができます。

トラック積み放題の注意点

2トントラックの積み放題プランを利用する際には、いくつかの注意点があります。これらを事前に理解しておくことで、スムーズにサービスを利用でき、トラブルを避けることができます。

回収できないゴミを確認

不用品回収には、回収できないゴミが存在することがあります。基本的に条約や刑法に反する不用品は引き取ってくれません。はく製や拳銃などです。

また、不用品回収業者の規模や技術によっては工業用機械や100㎏を超える超大型金庫、ピアノのような重量物を回収不可品目としています。技術力やスタッフの人数、提携業者の有無によるものなので、すべての不用品回収業者ができないということではありません。

事前の見積もり時には不用品の大きさや種類を正しく伝えておきましょう。これを怠ると、後から追加料金が発生したり、回収ができないまま作業が終了することがあります。

資格や許可を確認

不用品回収業者が適切な許可や資格を持っているかを確認することも重要です。信頼性の高い業者は、「古物商許可」や「産業廃棄物収集運搬許可」「一般廃棄物収集運搬許可」を所持しており、適切な処理が行われます。

不用品回収業に必要な資格や許可を取得していない業者では、回収した不用品の処分方法がありません。回収した後で「自分の粗大ゴミとして処分」したり「私有地にため込んでいる」ことも考えられますが、いずれも正しい処分方法ではありません。

さらに最悪、空き地や山林に不法投棄している可能性も捨てきれません。

懲役・罰金の対象となる不法投棄は犯罪行為で、依頼した側にも責任を追及されることとなります。うっかり犯罪に加担しないよう、資格や許可は必ず確認しましょう。

見積書の確認

見積もりを受けた後は、必ず見積書の内容を確認しましょう。後から「言った、言わない」と不毛なやり取りを防ぐためにも重要です。

見積書には、料金の詳細や回収する不用品の内容、作業の範囲が明記されています。追加料金が発生する場合の条件も記載されているため、事前に確認することで、予期せぬトラブルを避けることができます。

「お見積もりから内容に変更がない限り、追加料金は一切発生しません」という一筆を最後に入れてもらえばより安心です。

その場で発行されてない時には、後日郵送してもらう方法もあります。2トントラックの料金は決して安くありません。損しないように不用品回収業者と自信の認識としっかりと合わせる証拠を持ちましょう。

まとめ

不用品回収2トントラックの料金は50,000円～80,000円ですが、あくまで相場料金ですので参考程度にとどめましょう。引越しや断捨離で出た大量の不用品を安く、適正料金で不用品回収を依頼するには不用品回収業者の無料訪問見積もりを利用するのが確実です。

不用品回収リスタートでは不用品の量や種類に合わせて安く、早く回収できるよう努めます。ご相談も見積りも無料ですので、お気軽にご相談ください。